工業用塗料で鮮やかなピンク色を作りたい場合、一般的な赤+白では、濁ったピンク色になります。
また、青味のピンク色をシンカシャレッド原色+バイオレット原色+白で作ると濁った色になります。
そこでマゼンタ原色を使用する案があります。マゼンタの原色自体は、青味を帯びた赤です。この赤は、シンカシャレッドよりは、青味はありますが、赤紫(レッドバイオレット)ほどの青味はありません。このマゼンタ原色を利用することにより少し明るいピンク色をつくることができます。
焼付塗料の原色で「マゼンタ原色」をもつ塗料メーカーは、非常に少ないのが現状です。弊社取扱い製品では、「大豊塗料株式会社」製品に、「ダイミン」と「スーパーコートDB」がありますのでぜひ、ご利用ください。
マゼンタ顔料自体の透明性が高いので透けやすい傾向にあります。しかし、下塗りに白または淡彩系共色を使用することにより、より鮮やかなピンクを発色いたします。以下の色は、実際の塗り板をCG化したものです。モニターにより色の再現性は、異なります。
以下のように蛍光ピンクや蛍光レッドを利用する方法があります。この場合、視認的には、かなり強く発色します。蛍光色を使用する場合、下塗り白が必要となる場合があります。また、他の蛍光色については、ポリエステル樹脂系焼付塗料「スーパーコートDB蛍光色」をご利用ください。
詳しくは、「スーパーコートDB蛍光色」ページへ。
銅色を表現したい場合、いくつかの案があります。
2019年3月末には、弊社扱いの塗料メーカーでは、有鉛顔料黄色を使用した工業用塗料がほとんど製造中止となり無鉛顔料の黄色に変更となりました。そこで現状では、従来の色とは、少し異なる色彩となりました。現在、弊社扱いの黄色系について一例をご紹介いたします。
アルメ無鉛レモンエロー原色(透けやすい)
アルメ無鉛エロー
チヨダミン3000有鉛黄色(販売中止)
チヨダミン3000 E463 K22-80X黄 近似
チヨダミン3000 無鉛黄色(透けやすい)
Page Updated:2024/4/8
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