エピコートンとは、大日本塗料が製造するエポキシ樹脂を中心として変性した高性能の樹脂で、塗装、ライニング、接着、封入、注型などそれぞれの用途に応じて製品展開している塗料シリーズです。
本シリーズは、かつて田辺化学工業が製造していた無溶剤型エポキシ樹脂塗料シリーズであり、本ページは、当時のカタログ、製品説明書を参考、引用しています。
現在、大日本塗料の製品ブランドとなっていますが、その製品構成は、廃番などで変化しています。
最新の製品情報については、都度、既存の仕入ルート経由でお問い合わせください。または、製造元である大日本塗料株式会社へ直接、お問い合わせください。
弊社の販売サービス地域は、日本国内だけです。(This service is valid only in Japan.)
本ページは、予告なく変更、削除する場合があります。
updated:2024/6/6
- 接着力、密着力
- 金属をはじめコンクリート製品、合成樹脂、木材などに非常に優秀な接着力を示します。
- 耐薬品性
- 酸、アルカリ、水、油、溶剤、塩類などに優秀な抵抗性を示します。
- 物理的強度
- 抗折力、衝撃値、硬度、圧縮などに優れており強靭です。
- 電気的性質
- 耐電圧、絶縁抵抗に優れており、高温、硬質の苛酷な条件にも各電気的な劣化は小です。
- 収縮
- 硬化時の収縮が極めて少なく、硬化中、揮発成分を生じません。
- 作業性
- 個々の用途に合うよう変性してありますので、作業性が良好です。
最新情報は、都度お問い合わせください。updated:2026/1/27
- 塗装用エピコートン
- P-100(受注生産品)+硬化剤P-100B
(P-100Bは、2018年7月1日より医薬用外劇物となる)
P-50H(製造中止)
P-111(製造中止)
P-200、P-300、P-400、PRX-100 などの塗料
※製造に関する最新情報は、都度ご確認ください。 - ライナー
- 耐薬品性、耐摩耗性、ライニング材
- キャスター
- 注型、埋込、封入用樹脂
- ワニス
- 電気絶縁塗料
- サシキャストSS
(廃番 )
- 廃番に伴い2022年9月14日以降、当社ルートでは、販売していません。
用途として、自動車、弱電関係の意匠部品、アクセサリー、ボタン類などに使用される。
樹脂メッキ品、アルミダイカスト、金属などの凹部に流し込み硬化させると七宝状の注型物になる低粘度の無溶剤型樹脂製品の総称。 - セメント
- 接着、補修、充填用樹脂。
801A(廃番)、850A(廃番)、875A(廃番)+硬化剤875B(廃番)、880A+880B、S-6ブラック(廃番)+ 硬化剤S-6BX(廃番)
- エポキシ・タール
- 防食塗装、埋込封入用
エピコートン・キャスターとは、大日本塗料が製造する無溶剤型エポキシ樹脂塗料で、注入法で使用する場合に用いるエポキシ樹脂塗料の総称です。絶縁を兼ねた封入、埋め込み、成型などに利用されます。updated:2024/6/6
- シリーズ名
- エピコートン
- 製品名
- キャスター
- 品種
- No.9/101/115/109
お知らせとお願い
製造元である大日本塗料の方針により商品構成が変動いたします。また、廃番となったサシキャストSSの代替品候補については、主剤及び硬化剤の組み合わせを、当社としては、試験実績がないため評価および推奨は、できません。
キャスターの特徴は、主剤と硬化剤の組み合わせによって、要求される性能を実現する点にあります。よって、個別の要求案件によって主剤、硬化剤の選択およびその硬化条件は、エンドユーザ様が試験評価をして決定していただくしかありません。以下は、主剤一覧です。この仕様をもとに行った加工結果については、一切、補償できません。
updated:2024/6/6
- キャスターNo.9クリヤー
- 低粘度、淡黄色透明樹脂。透明性と硬度が優れている。
粘度900〜1100cps at 25℃。
- キャスター101クリヤー
- 低粘度、淡黄色透明樹脂。一般注型に適す。特に電気部品の埋込封入に適す。粘度は、800〜1200cps at 25℃。比重1.14
- キャスター101黒
- 2024年9月2日廃止 。当社推奨の代替品は、無し。
updated:2024/9/2 - キャスター115クリヤー
- 中粘度、淡黄色透明樹脂。耐熱性を必要とする部分に使用することが可能。粘度は、4000〜5000cps at 25℃。 比重1.15
- キャスター109クリヤー
- 高粘度、淡黄色透明樹脂。透明性と硬度が優れている。粘度9000〜11000cps at 25℃。 比重1.16
お知らせとお願い
大日本塗料の製造方針により商品構成が変動する場合がありますので念のため都度ご確認ください。
最新の公式な製品説明資料は、当方にはありません。しかしながら、およその特性を把握するために過去の資料(2010年)から引用し、以下に記述いたします。
樹脂の硬化後特性は、使用する硬化剤の種類によって決定されますので要求にあった硬化剤をご使用ください。また、医薬用外劇物に該当するかどうかは、都度ご確認願います。主剤の仕様と同様に、この硬化剤仕様をもとに行った加工結果については、一切、補償できません。個別案件として評価試験をしてください。
updated:2024/6/6
キャスター101/115/109用硬化剤
- 硬化剤HB
- 常温硬化型。添加量20%、可使時間30〜40分 at 25℃、熱変形温度70〜75℃、粘度500〜600mPa・s/25℃、標準硬化条件20℃×24時間または100℃×40分。2018年7月1日より医薬用外劇物
- 硬化剤HD
- 常温硬化型。添加量10%、可使時間30〜40分 at 25℃、熱変形温度75〜80℃、粘度40〜60mPa・s/25℃、標準硬化条件20℃×24時間または100℃×40分。
- 硬化剤CA-11
- 常温硬化型。添加量30%、可使時間1.5〜2時間 at 25℃、熱変形温度65〜70℃、粘度1000〜1200mPa・s/25℃、標準硬化条件20℃×36時間または100℃×1時間。
- 硬化剤CA-80
- 加熱硬化型。添加量30%、可使時間3〜3.5時間 at 25℃、熱変形温度120〜130℃、粘度100〜150mPa・s/25℃、標準硬化条件80℃×2時間さらに150℃×2時間。
※上記の数値は、規定の特定条件下で得られた測定値の代表例とされています。
粘度の単位:1cPまたは1cps=1mPa・s
キャスターNo.9/109用硬化剤
- 硬化剤H-43
- 加熱硬化型。中温硬化型。粘度60〜80mPa・s/25℃
- 硬化剤H-46
- 加熱硬化型。中温硬化型。
硬化後の特性
- キャスターNo.9
+ 硬化剤H-43
- 配合比100:40(重量比)、可使時間約90分、標準硬化条件85℃×2時間。硬化後特性:熱変形温度45〜50℃。
- キャスター109
+ 硬化剤H-43
- 配合比100:40(重量比)、可使時間約60分、標準硬化条件85℃×2時間。硬化後特性:熱変形温度75〜80℃。
※上記の数値は、規定の特定条件下で得られた測定値の代表例とされています。
硬化剤等に関する規制について
輸出貿易管理令の戦略物質に該当する「化学物質」が含まれている製品については、日本国外に持ち出したり輸出する場合、経済産業大臣の許可を受けることが必要です。
参考:
輸出貿易管理令など関連情報は、経済産業省・安全保障貿易管理のページへ(外部リンク)
updated:2022/3/31