イリオジン6100シリーズは、合成マイカを基材に用いたパール顔料であり、基材が天然マイカのものよりも白く発色します。このシリーズには他に表面処理品である耐候性グレードもあります。
耐候性グレードとして、WNT(Weather New Treatment)タイプ及びSWタイプなどがあります。
それぞれの要求仕様に対しては、必ず試験を実施し確認してからご利用ください。
製造元:メルクパフォーマンスマテリアルズ合同会社
updated:2022/4/12,2024/4/22
以下の表の記述内容は、製造元のカタログ、製品説明書等より引用しています。
PSD=Particle Size Distribution(粒度分布):単位 µm
販売容量 | |
---|---|
1kg | 25kg(注1) |
(注1)大箱の販売容量は、通常25kgですが、品種により異なります。
・基本的な事項は、まずSDS(安全データシート)を参照してください。
・不透明顔料との併用は、パール効果をそこないます。
・強力な撹拌混合または長時間の撹拌混合は、イリオジンの粒子を破壊してパール光沢の発色をそこなうことがあります。
・塗料またはインキの場合、粘度が低いとイリオジンが沈降して塗料、インキ濃度が変わる場合があります。このような時は、再撹拌してご使用ください。
・補色関係にある干渉色系のイリオジン同士の混合は、避けてください。
・イリオジンの薄板状粒子が平行に配向するようにしてください。
・染料との併用の場合、耐光性について十分ご確認願います。
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